ワイヤーの種類で変わるフィット感。L字とU字、どちらがあなた向き?

実はブラジャーの“つけ心地”や“フィット感”を大きく左右しているのが、カップの下に入っているワイヤーの形。
同じサイズでも、ワイヤーの種類が違うだけで「すごくラク!」とか「なんか合わない…」と感じてしまうことがあります。

今日は、意外と知られていない L字ワイヤーとU字ワイヤーの特徴と、向いている胸のタイプ をわかりやすく紹介しますね。

◆ L字ワイヤー:軽いつけ心地と谷間が作りやすいタイプ

L字ワイヤーは、前中心(左右のカップの間)が細く、ワイヤーが広がらずにスッと上がるラインが特徴です。

L字ワイヤーのメリット

  • 圧迫感が少なく、つけ心地が軽い
  • 谷間が作りやすい
  • カップ上辺が浮きにくい

L字ワイヤーが合いやすい人

  • 胸骨がしっかりしていて前中心に圧迫を感じやすい人
  • 離れ胸気味で谷間が作りにくい人
  • バストのトップから下のラインがやや浅めの人

「ワイヤーの圧迫が苦手」「くるしいのは嫌…」という方にも向いています。


◆ U字ワイヤー:安定感とホールド力の高さが魅力

U字ワイヤーは、前中心に高さがあり、しっかりと胸を包み込むようにフィットするタイプ。

U字ワイヤーのメリット

  • カップが安定しやすい
  • ボリュームのある胸もしっかり支える
  • ズレにくい

U字ワイヤーが合いやすい人

  • 胸のボリュームが多めの人
  • 肉質が柔らかく、カップから流れやすい人
  • 前中心から胸があふれやすい人

ブラの安定感が欲しい人、胸が“横に流れがち”な人はU字のほうがフィットしやすいですよ。


◆ L字とU字、どちらを選ぶべき?

ざっくりと選ぶなら…

  • 楽で軽い着け心地が好き → L字
  • しっかり支えたい、ズレたくない → U字

ただし、最終的にはバージスライン(胸の下のカーブ)との相性が大切。
「同じサイズなのにメーカーによって合う・合わない」があるのは、このワイヤー形状の違いによるものなんです。


◆ 自分に合うワイヤーを見つけるコツ

  1. 前中心が痛い・圧迫が強い → L字を試す
  2. 胸が脇に流れる・安定しない → U字を試す
  3. カップの上辺が浮く → L字のほうが合うことが多い
  4. 谷間が作りづらい → L字
  5. 重さをしっかり支えたい → U字

ワイヤーは“体型と胸の形に応じて選ぶ時代”。
合うブラが見つからないときこそ、ワイヤーの種類を見直すのがおすすめです。